クリエイティブって何ですか?

2017年9月〜2018年3月末までの7ヶ月間のクリエイティブ日記。世界的にクリエイティブと呼ばれている会社でクリエイティブと呼ばれている仕事をする。クリエイティブであり続けることを求められる7ヶ月間を記録することを通して、クリエイティブとは何か、クリエイティブは何ができるのかについて考えるブログでしたが、その後その環境に身を置きながら、まだまだ答えを探してます。

クリエイティビティってなんだろう?

このブログのタイトルは「クリエイティブって何ですか?」なのですが、ふとこの文字が目にはいったときに「ん?クリエイティビティってなんだろう?」と思ってしまいまったので少し考えてみます。最近、「ピクサー流創造する力」という本を読みました。「ピクサーで働いている人たちはクリエイティビティを持っているか?」という質問を投げかけられたら多くの人が「ある」と答えるのではないかと思います。なので、ピクサーで働く人や考え方からクリエイティビティのヒントを探ることができると考えて、この本を読んでみました。もちろん、「創造する力=クリエイティビティ」ということもあったんですけど。結論から言うと「クリエイティビティ=恥じない力」だと考えています。読んだ感想。「ピクサーの人は子供っぽい部分を持っている」です。自分の部屋を自分の大好きなもので埋め尽くしたり、仕事に飽きたら外で遊んだり、大人数で会議したりなど、僕も子供の頃にはよくやっていたことをピクサーという会社は仕事として認めていました。「大人にはクリエイティビティがなくて、子供にはある」と多くの人は答えると思います。そうすると「大人にはなくて子供にはあるものなーんだ?」と問いかけてみるとヒントがある気がしました。僕の中ではそれが「恥じないこと」でした。それは、無知からきているものかもしれません。よく言われることですが、大人になると知識が増えることで他人と比較し始めて、「恥じること」に恐怖を感じてしまいます。そんな大人達がクリエイティブになるためには「恥じない力」が必要です。では、どうやったらその力をつけることができるのでしょうか?これは、非常に難しいと思います。でも、まずは子供の頃にやっていたことたまにやってみるのはどうでしょうか?絵を描く、すごろくをする、友達を呼んで64をする、海岸を走る、サッカーをする、公園でブランコに乗るなど。本当に簡単なことですが、やってみて昔の気持ちを取り戻すことで「恥じない力」をつけられるのではないでしょうか。あとは、日常の中で「ありがとう」「ごめんなさい」を心を込めていうことではないでしょうか。子供の頃には当たり前にできたことでも、今できなくなっていることは沢山あります。まずはその自分に気がついて少しずつでも取り戻していきたい。そう僕は考えています。

 

<一言>

また、山がやってきそうですが、5人で楽しみながらも厳しくやっていきましょ。