クリエイティブって何ですか?

2017年9月〜2018年3月末までの7ヶ月間のクリエイティブ日記。世界的にクリエイティブと呼ばれている会社でクリエイティブと呼ばれている仕事をする。クリエイティブであり続けることを求められる7ヶ月間を記録することを通して、クリエイティブとは何か、クリエイティブは何ができるのかについて考えるブログでしたが、その後その環境に身を置きながら、まだまだ答えを探してます。

伝説のクリエイターから聞いたクリエイティビティ

広告業界で伝説と言われるクリエイターから話を聞いた。

その人の穏やかな語り口には力強さがあった。それは、自分への自信からきているものなのだと思う。そして、それは自分が信じるものを作り続けることで生まれた自信だ。そんな人の話にはクリエイティブであるためのヒントがあった。それについて書きとめておきたい。

 

1.最もクリエイティブな人は、最もストラテジックな人である。

クリエイティブとは問題を解決するための手段である。つまり、ストラテジックを届けるための手段なのである。

2.なぜと問いかけ、なぜに答える。

クリエイターこそなぜこのアイデアが良いのかに答えられなければいけない。怠け者のクリエイターはその説明を営業に任せるが、クライアントは「なぜこのアイデアが一番良いのか?」ということにクリエイターに答えてほしい。

3.情報を知恵にし続ける。

情報をそのまま受け取るだけでなく、自分の意見にすることが大切。

4.自分がインスピレーションを感じられる場所に身を置き続ける。

人は自分の無知を感じたとき、インスピレーションを得る。そのためには、自分を表現する力をつける必要がある。自分は何をできるのか?どんな問題を解決できるのか?そうでないと、自分の行きたいところには行けない。

5.人をリスペクトする。

クリエイティブであることは、新しくあること。リスペクトがなくなってしまうと、自分のエゴが生まれてしまう。自分のエゴが生まれると、今までと同じやり方をしてしまう。

6.一つでも驚きを入れ続ける。

驚きには意外性が含まれる。だから、驚きを入れようとすることはクリエイティブであること。

7.Ambitionを持ち続ける。

野望を持たないと今の世界に満足してしまう。そうするとインスピレーションが得られなくなる。逆に野望を持つとどんどん外に出たくなる。だから、野望を持ち続けることとはクリエイティブであること。

8.クリエイティブであることは責任を持つこと。

人は責任を持ちたがらない。失敗したときのことが不安だからだ。だから、自分の意見を抑えてしまう。クリエイティブは自分の意見に宿る。だから、責任を持たないとクリエイティブはどんどん失われる。

9.自分のPoint of Viewを主張すること。

Point of Viewとは自分から見た世界のこと。それを主張することで初めてクリエイティブは生まれる。

10.幸せであること。

クリエイティブは人を幸せにすること。自分が幸せでないと、何が幸せなのかがわからない。だから、幸せであることがクリエイティブであることの第一歩だ。

 

クリエイティブとは、自分そのもの。